災害支援

目的

近年、国内外で大規模な自然災害(地震、台風など)が発生した場合、迅速に被災地内の医療・福祉・行政栄養部門と協力して、緊急栄養補給物資の支援など、状況に応じた栄養・食生活支援活動を通じ、被災地支援を行うことを目的としています。

育成研修

自然災害や今後予測される東南海地震(マグニチュード8~9)が起きると言われている背景があることから、奈良県栄養士会災害支援チーム(JDA-DATなら)は、毎年災害支援スタッフ育成研修会を開催し栄養に関する支援活動が出来る専門的トレーニングを受けた管理栄養士・栄養士が日本栄養士会、国(厚生労働省)、被災都道府県知事・被災地災害対策本部などの要請に答えられるように研修会を実施しています。

的確な対応

DA-DATならは次のような人的支援、物的支援を行います。
情報収集:被災地の医療・福祉・行政栄養部門と連携し、情報の収集・伝達・共有化を行います。

緊急栄養補給物資の支援(特殊栄養食品ステーション設置):特殊な栄養食品を奈良県栄養士会でストックし必要物資の内容・量を把握し、物資の手配・分配を行います。

平時における活動

地域における災害対策活動は毎年7月に実施している奈良県地震防災週間ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)や奈良県防災総合訓練、災害時の食事のパックキッキングなどを行い支援しています。

奈良県との協定

公益社団法人奈良県栄養士会は奈良県との「災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定書」を令和5年4月20日付けで締結いたしました。

会員の皆様方におかれては、災害支援管理栄養士・栄養士登録要綱の目的をご理解いただき、できるだけ多くの方が災害支援管理栄養士・栄養士名簿に登録するようお願いします。