2023年度サンシャイン地産地消賞


■エネルギー:671 Kcal

 『片平あかねのタルチキ焼き』は、山添中学の生徒が“YIP”(山添いきいきプロジェクト)の授業の中で考えた料理を元に、給食用にアレンジした料理です。奈良県の特産品である大和肉鶏と、大和の伝統野菜である山添村の片平あかねを一つの料理にしました。
 『まめくら茶飯』は、奈良県の郷土料理茶飯に、山添村の特産品である、まめくら大豆をあわせました。まめくら大豆の大きな特長である、ツートーンカラーが少し分かりづらくなってしまいますが、山添村の香ばしいほうじ茶と、まめくら大豆のほくほくとした甘さでとても美味しく食べることができます。
 『広代のだんご汁』には、さば缶が入ります。これは、毎年11月に行われていた「山添ふれあいまつり」で広代地区が出品していた名物メニューです。

■材料(1人分)

≪まめくら茶飯≫
精白米 60g
まめくら大豆 7g
食塩 0.5g
ほうじ茶 1g
水 75g

≪片平あかねのタルチキ焼き≫
大和肉鶏 50g
うすくちしょうゆ 0.8g
清酒 1.5g
マヨネーズ  7g
片平あかねの甘酢漬け 10g

≪やまぞえ野菜の金ごま和え≫
れんこん 15g
ほうれんそう 7g
にんじん  8g
キャベツ 15g
金ごま 1g
うすくちしょうゆ 1.7g
三温糖 0.5g

≪広代のだんご汁≫
薄力粉 10g
水 8g
板こんにゃく 8g
さば缶詰 味付け 4g
油揚げ 3g
だいこん 15g
はくさい  20g
にんじん  10g
葉ねぎ 5g
乾しいたけ 0.5g
だしパック 2.5g
こいくちしょうゆ 0.8g
うすくちしょうゆ 1.2g
本みりん 2g

■作り方

≪まめくら茶飯≫
①まめくら大豆は、洗って一晩水につける。
②ほうじ茶を煮出し、水を足して冷ます。
③精白米を洗米する。
④材料を釜に全て入れ、炊飯する。

≪片平あかねのタルチキ焼き≫
①大和肉鶏に、しょうゆと清酒で下味を付ける。
②片平あかねの甘酢漬け…みじん切り
③マヨネーズと②を混ぜる。
④紙カップに①を入れて、その上に③をかけて、
 スチコンで焼く。

≪やまぞえ野菜の金ごま和え≫
①れんこん…いちょう切り
 ほうれんそう…3㎝幅に切る
 にんじん、キャベツ…細切り
②金ごまはプロセッサーでする。
③スチコンのスチームで①を蒸す。
④蒸した野菜を冷却機で冷却する。
⑤調味料と④を和える。

≪広代のだんご汁≫
①薄力粉に水を加えて、だんごの生地をつくり、
 1時間程度寝かせておく。
②板こんにゃく…短冊切り
 油揚げ…短冊切り
 だいこん…いちょう切り
 はくさい…2㎝に切る
 にんじん…いちょう切り
 葉ねぎ…小口切り
 乾しいたけ…水で戻して、スライス
③釜でだしをとる。
④煮えにくい材料から順に煮る。
⑤さば缶詰を軽くほぐして入れる。
⑥①の生地を手でちぎりながら釜に入れていく。
⑦調味料で味を調え、葉ねぎを加えて仕上げる。


■栄養成分表

(※ 1人分の栄養価)

エネルギー 671 kcal
蛋白質 27.2g
脂質 27.3g
カルシウム 342 mg
食塩相当量 2.1g
2.6 mg